神奈川県ドクターヘリ

ドクターヘリは1999年に東海大学医学部付属病院と川崎医科大学の2カ所で試行的事業として開始しました。その試行的事業の結果からドクターヘリ導入の有効性が示され、日本中に広がっていきました。2017年時点では、全国39道府県の49機が運航されています。

東海大学医学部付属病院では、神奈川県から正式な委託を受けて、2002年から神奈川県ドクターヘリの運航を開始し、ドクターヘリのパイオニアとして多数のフライトで多くの命を救ってきました。

神奈川県ドクターヘリは、神奈川県内にランデブーポイント(緊急ヘリポートとなる場所 学校のグランド・公園など)を決めており、直近のランデブーポイントに救急車とドクターヘリが向かい、ドッキングして早期治療介入を行います。

ドクターヘリのメリットは搬送時間の短縮だけでなく、医師・看護師が病院外に出ることで早期医療介入が可能になります。また、多数傷病者などの事例では、複数医師・看護師を現場に投入できます。

東海大学医学部付属病院は神奈川県の中央に位置しているため、約10分で県の80%程度、約15分で県の全体をカバーできます。

また、近隣の静岡県東部ドクターヘリと山梨県ドクターヘリと3県合同協定を締結しており、お互いにカバーすることで有効な運航体制をとっています。


神奈川県ドクターヘリ出動実績

江ノ島をバックに飛行するドクターヘリ


ランデブーポイントで救急車とドッキング


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