災害医療・DMAT

東海大学高度救命救急センターは神奈川県に指定された33の災害拠点病院の一つです。有事の際は伊勢原市のみでなく、神奈川県西部の活動拠点本部としての機能を担います。また神奈川県唯一のドクターヘリ基地病院であることから、大規模災害時にはドクターヘリ本部として活動することも想定しています。

現在日本DMAT隊員として、医師10名(うち統括DMAT登録者5名)、看護師13名、業務調整員7名が登録されており、その他神奈川DMAT隊員として登録されている隊員もいます。これら多くの隊員が、日々の研修や訓練などの活動に加え、実働の際には迅速に対応できるよう常に準備をしています。

近年の実働への派遣実績としては、茨城県常総市水害やCOVID-19クルーズ船対応などがあります。また大規模地震時医療活動訓練(政府訓練)や神奈川県災害対応訓練(ビッグレスキューかながわ)、DMAT関東ブロック訓練などへ参加しています。その他院内の災害訓練や災害勉強会などの開催を主導する役割も担っています。



COVID-19クルーズ船対応活動時 大黒埠頭客船ターミナル参集拠点本部



COVID-19クルーズ船対応活動時 クルーズ船全貌


洪水災害 実際の出動風景



多職種と連携を行い、災害時の通信強化を訓練



米軍との災害訓練(ビックレスキューかながわ)